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第4回 「いい講師いない?」って目的は何?

仕事柄、人材育成担当者が集う会に行くことがあります。

そんなときに交わされている言葉で気になる会話があります。

それは


「ねえー。どこかに、いい講師いない?」


です。


停滞気味の組織のモチベーションを上げるために研修を企画しており、いい講師を探していると言うのです。


「あの~。盛り上げるのが目的ですか?

 だったら、演劇でもみんなで見に行けばいいのに。

 よっぽど、いい演者がいますよ。」


いい講師を探すといっている時点で、主役が誰か分からなくなっている証拠です。

どんな講師が必要かではなくて、どんなプログラムがを実施する必要があるかということです。

その上でどのような技術をもった講師が必要かという順番です。

さきに「いい講師」という会話があるはずがないのです。

似たような会話で


「最近、どんな研修が流行ですか?」


があります。


「ちょっと待て、研修をやることが目的ですか?」


最近、ロジカルシンキングが流行っているからって”論理思考”の研修をやろうというのはおかしいです。

あくまで、


目標を達成するには、今、現場にどんな課題があり、

それを解決するためにどんな行動変容が必要で

そのためにはどんな研修プログラムが必要なのか。


という順番で考えなくてはいけません。

先に、流行の研修ありきではないのです。


いい講師いない?流行の研修は何?


という会話は、


「研修を行うことが目的になってしまっている」


ことを物語っているのです。


さあ!

 『人材育成担当者よ。研修の真の目的を考えよう!』

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