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第18回 マインドや意識の成長は測れるか

前回、前々回に引き続き、

「やりっぱなしの研修撲滅宣言!セミナー」

で参加者から出た意見を紹介します。

今回は

「これからの研修(成果)の納品物とは何か?」

という質問に対しての意見です。


—–


ある企業の人材育成担当者C氏より、


「研修成果と言っても

 マインドと意識はレポートが難しい。 」


—–


この意見に対してコラムを書きます。


私は研修の目的を「行動変容」に置いて

実践をしてきておりますが、

「行動」に着目したからといって「心」の成長を

なおざりにしているものではありません。


むしろPDCFAサイクルのメソッドでは、

人の成長を(行動・認知・構成)の3つの視点で

見るようにデザインしています。


・行動

  行動の変容。目に見える

  SR理論、行動強化理論(ワトソン、スキナー)

・認知

  心の変容。客観視できる力

  メタ認知、リフレクション(フラヴェル 、Dショーン)

・構成

  人の関係性の変容。多様性と深さ

  最近接発達領域(ヴィゴツキー)

  正統的周辺参加(ウェンガー)


ここでは科学的な詳しい説明は省きますが、

少なくとも過去の研究から見ても、

認知(心の変容)を人の成長として着目しているということです。


よってこのC氏の

「マインドと意識の見える化は難しい」

という問題提起はとても重要です。


マインドと意識の変化を心の変容として捉えると、

メタ認知(自分を客観視できる力)の成長として

捉え直す事ができるのです。


するとその変化(成長)をレポートとして見える化できる

可能性が出て来るのです。


それは、

自分をより客観視できているという状態は何に現れるか

ということです。


私はそれを、

内省文の見える化(リフレクションの公開)

によって実現すべきと考えます。


週報、日報など企業内で踊っている文章は、

ほぼ反省文・対策文です。よって人に向かって書いています。


内省にとって大切なのは、自分に向かって書くことです。

内省を文章化することは「経験から学んでいること」に他なりません。


そして、その内省文が客観性を深めて行っているかを分析するのです。


成長している人の文章は以下の2点の特徴が現れます。


・短絡的な文章から考察的な文章に変化する

・自分だけの文章から登場人物が増加する


よって、内省文の変化を追う事で心の変容を

レポートすることは可能なのです。



さあ!

『人材育成担当者よ。心の成長も見える化しよう!』

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