このメソッドとITシステムの融合で全ての研修に行動変容とエビデンスを。
人材育成担当者のための 絶対に行動定着させる技術
1万2000人のデータから導き出された
「研修」が変わる、「行動」が変わる45の具体策
全てのノウハウを凝縮したセミナープログラム
あなたの研修を行動定着型研修に変える
なぜ、何回研修しても社員の行動が変わらないのか?せっかく教育費をかけて行った研修が、実はほとんど効果のないものだったらどうしますか。
会社が研修で目指すべきたった1つのこと。そもそも研修は何のために行うのでしょうか。
「働く」「考える」「続ける」社員は偶然では生まれない。具体的にどんな研修を、どういう手順で行えばいいのか?
社員が動き始める具体策とは?「P」と「D」、すなわち目標・行動計画を立てて動くという部分について詳しく見ていきます。
行動を変え、定着させる具体策とは?研修の最大の目的である「職場での行動変容」に向けて、「内声」「吸収(相互フィードバック)」「行動改善」の具体的なやり方を。
目次
第1章
なぜ、何回研修しても社員の行動は変わらないのか?
-
その研修、バグってます
-
海外とにほんで異なる研修の位置づけ
-
「いい講師いない?」って、研修の目的は何?
-
主役を勘違いした講師はいらない
-
「有意義な研修でした」って本音で言ってる?
-
研修の納品物は「終了報告書」にあらず
-
雑すぎる行動計画
-
内省を阻んでいるのは何か
-
「行動が変わらない理由」とは
-
なぜ研修企画書が無料なのか?
-
海外の人材育成担当者は専門家、日本は素人?
第2章
会社が研修で目指すべきたった1つのこと
-
研修の目的は「行動変容」にあり
-
始まる前に勝負はついている
-
忘れることを前提にデザインする
-
なぜ参加者の上司に会わないの?
-
二度と見られないワークシート
-
教壇から離れることの価値
-
休憩時間は休むもの?
-
マインドや意識の成長は測れるか
第3章
「動く」「考える」「続ける」社員は偶然では生まれない
-
私たちはどんな人材を育成すべきか
-
使われないITシステムは無意味
-
行動変容が目的の研修はどんな構造になる?
-
PDCFAサイクルの多様な効果
-
[コラム]特許商品が生まれた理由
-
現場の上司を巻き込む実践技術
-
学習の「成果」の正しい評価
-
人の成長をどう判断するのか
-
講師のマインドチェンジを促す
第4章
社員が動き始める具体策
-
目標が行動に結びつかないワケ
-
アクションプランの「構造」を理解する
-
高すぎる目標は頓挫する
-
研修を現場の評価と直結させる
-
目標設定が失敗する3つの理由
-
行動計画が実行されないワケ
-
「時間がありません」は言い訳
-
「〇〇しない」が根づかない理由
-
なぜ行動習慣に着目すべきなのか
第5章
行動を変え、定着させる具体策
-
自分のことを好きになる価値 ・経験から学ぶための方法
-
気づく力が身につく「振り返り」の技術
-
[コラム]「4つの要素」はなぜ生まれたか
-
人から学びそびれるワケ
-
チームの価値とは何か
-
「問いかけ」は気づきを導く
-
フィードバックはブーメラン
-
行動変容には外部の目が必要か
-
行動を変える習慣を身につけることとは
読者レビュー
“新人研修をする時、正解を教えることばかり考えていたが、共感と質問をすることで相手へ気づきを促すフィードバック技術が効果的だと思いました。明日から実行していきます。”
“フィードバック技術の深みに感動した。自分1人で目標を達成させようと思うのではなく、周りの人をうまく利用させて貰うことで自分自身、またその相手にもプラスになることがわかった。”
“会社でも研修を多く行っていますが、やって終わってしまうことがほとんどのように思います。PDCFAサイクルを社内で広めることで、自分たちの研修を本物にしていきたいです。”
著者メッセージ
私は1999年に会社を設立し、教育とITを融合する仕事をしながら
人材育成のコンサルティング業務を行ってきました。
そして2005年から、研修の効果を高めるために
「やりっぱなしの研修を行動定着型に転換する」
というテーマでセミナーを開催し、
多くの人材育成部門や研修企画部門の方々と交流させてもらっています。
「行動定着型」の研修へ
時代は変わりました。変化は早く、問題は複雑です。
正解はありません。よって答えは日々の仕事の中にあります。
それなのに、研修が終わった後は現場に任せてしまってよいのでしょうか。
もっと研修と職場を融合して、研修という場を「スタート地点」とし、
職場での行動に着目した人材育成モデルに挑戦する必要があるのではないでしょうか。
恐れる必要はありません。もし失敗したら、また改良すればよいではありませんか。
本書は、「研修のあり方を本気で変えたい」と思っている
人材育成担当者に向けて書きました。
私はこの10年間、研修後の鼓動の実戦データを計測し、記録する、
いわゆるモニタリングを行ってきました。
のべ1万2000人のデータに基づいて
「どうしたら行動が継続するのか」
「行動につながる思考とは何か」
「周りを活かすにはどうすべきか」
という問題と対峙してきました。
そして「行動定着型の研修手法」として体系化することができました。
本書は、これらの教育実践の経験から得られた知見とデータに基づいて書いています。
また、目標達成のための行動習慣化メソッド”PDCFAサイクル”を解説しています。
この本を読み終えたとき、あなたの「研修」という
教育手法に対する見方が大きく変わり、
新たしい世界が広がっていることでしょう。
永谷 研一
(本書「はじめに」より抜粋)
ミッション
行動変容にコミットする
選ばれる理由
6つの理由・エビデンス・導入実績
セミナー情報
基礎・応用・実践・
インストラクター養成講座